MALCOLM McLAREN - Swamp Thing [Including: "Buffalo Love"] - ディスコ&クラブ・ミュージック・レコード/CDショップクラバーズ・レコーズ

MALCOLM McLAREN - Swamp Thing [Including: "Buffalo Love"]

型番	LD-0015
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Track Listings:
SIDE ONE:
1. Swamp Thing (6:17)
2. Duck Rock Cheer (7:12)
3. Buffalo Love (4:00)
4. Supresto (1:35)
Produced by Malcolm Mclaren
SIDE TWO:
1. B.I. Bikki (3:32)
2. Eiffel Tower (3:44)
3. Boom Boom Baby (5:16)
4. Duck Rockers/Promises (5:55)
Produced by Trevor Horn and Malcolm Mclaren
All Songs Mixed by John Motales and Sergio Munzibai: "An M&M Mix" except "Swamp Thing"

■ マルコム・マクラレンが1982~1984年の“ダック・ロック・ワールドツアー"中に録り貯めたアウトテイクを一枚にまとめたサード・アルバム『スワンプ・シング』は、レーベルとの契約でアルバムを一枚作らなければならなかったマルコムが、言わば苦肉の策で出した企画盤です。傑作の誉れ高きファースト・アルバム『DUCK ROCK (邦題: 俺はマルコムだ!)』は、アート・オブ・ノイズのトレヴァーホーンのプロデュースでコアメンバーの才媛、アン・ダドリーがマルコムの助言の下に、作曲/演奏/ミキシング/プログラミングの全て(一部のみゲイリー・ランガン)を担ったオールドスクール曲「World's Famous (邦題: シュープリーム・ティーム)」の収録で人気ですが、本アルバムはそのバッキングトラックを編集してウィスパリング・ヴォーカルを乗せたアナザー・ヴァージョン「バッファロー・ラヴ」が収録されていることで広く知られています。「World's Famous」同様に、トラック上で美しい音色を紡ぐピアノは全て、アン自身の演奏によるもの。エレクトロなヒップホップ・ビートの上をしなやかに駆ける彼女の繊細なキーボードとストリングスのオーケストレーション、そしてリアルな息遣いを伴った正体不明の女性ヴォーカルはあまりに美しく切なく、ヒップホップ・フリークスのみならず、多くのディスコミュージック・リスナーの心の琴線に触れて止みません。尚、便宜上はアンのストリングス・アレンジを堪能できる、ファースト収録のエレクトロ・ヒップホップ「バッファロー・ギャルズ」の続編として位置づけられていますが、曲名以外の相関性を特に感じません。ただ、本アルバムから唯一シングルカットされたトレヴァーホーン作品「ダック・ロック・チアー」には「バッファロー・ギャルズ」の一節が飛び出し、「バッファロー・ラヴ」へと続く序章としてもなかなかの効果を発揮しています。本アルバムは単体でみれば特筆すべき好楽曲が多いものの、未発表トラックを詰め込んだだけのごった煮感でコンセプトアルバムとしての完成度は望むべくもなく、商業的に失敗、特に再評価の声も上がらないまま、全世界未CD化の埋もれた一作となっています。
※ 尚、商品お買い上げの方に「ASAYAKEの中で」のヒットで知られるKEY OF LIFEのメンバー、DJカメレオン氏がプライベートに作成してクラブでのDJプレイにも実際に使用していたリミックス・ヴァージョン(試聴クリップ参照)をフル・ヴァージョンで収録したCD-Rをプレゼントします。