RAH BAND - Going Up - ディスコ&クラブ・ミュージック・レコード/CDショップクラバーズ・レコーズ

RAH BAND - Going Up

型番	CL-0005
販売価格	10,340円
数量	枚

Track Listing:
SIDE A:
1. Messages From The Stars
2. Roll Me Down To Rio
3. Perfumed Garden (With Scented Strings)
4. Hungry For Your Jungle Love '83
5. Sam The Samba Man
SIDE B:
1. Winter Love
2. Tears And Rain
3. Two Bodies
4. Party Games
5. Riding On A Fantasy
Vocals - Liz, Sylvia, Sonia, Val, Caren, Vic O'Coder

■ UKのマルチ・ミュージシャン、リチャード・ヒューソンが“ラー・バンド"のアーティストネームでリリースした通算3作目のスタジオ・アルバム『パノラマ・ファンタジー』(邦題)。それまでのインスト主体アルバムから脱却してよりポピュリズムを追求した傑作。本作には、前作アルバムからのラスト・シングルとしてカットされた「ダウンサイド・アップ」に続いてソロ・シングルとしてリリースされ、サックス主体のブラスセクションとシャカタク・スタイルの女性コーラスをフィーチュアした、山下達郎サウンドをも彷彿とさせる[B-5]、そのカップリング曲として初収録されて以降、頭を“Rock"“Funk"、さらに“Roll"とちょっとずつ名を変えアレンジを変え、シングル曲のカップリング用やコンピ盤に度々カットされ、ヴォコーダーを使ったサウンド・スタイルを分かりやすく伝える、バンドのテーマ曲的ポジションを担った[A-2]、美しいストリングスを駆使したヴォーカル・ナンバーで国内でのデビュー・シングルとなった[B-1]、アルバム発売を見据えた先行シングル的立ち位置で紹介されたレッド・レーベルからのラテン風ダンス・トラック[A-4]、そしてアルバムからの正式なファーストシングル・カットでラー・バンドとして初めて女性ヴォーカリストをフィーチュアして録音された[A-3]、上記先行シングルのトラック構成をいじった改訂版12"でメイン・トラックに置き換えられた、雨音から始まるメランコリック・ポップ[B-2]、ボッサを取り入れたブラジリアン・タッチのディスコ・サンバが爽快なサードシングル・カット[A-5]、そしてラスト・シングルはUSのファンク・ミュージシャン、デイム・ファンクのプレイでも知られる、スペーシーなエフェクトをふんだんに乗せたコズミック・ディスコ[A-1]、さらにシングル・カットこそB面収録に留まったものの、軽快なギターカッティングが活きたファンキーなディスコ・ブギー[B-4]、とほぼシングル・クォリティの楽曲だけで構成されたベスト盤の如き内容の濃さ。シンセポップ、ファンク、ブギー、そしてコズミック・ディスコまで、ここで確立されたサウンド・スタイルはよりスタイリッシュに完成されてファイナル・アルバム『ミステリー』へと引き継がれます。国内ではシャカタクで当たったポリドール・レコードが、二匹目のドジョウを狙ってUKジャズ・ファンク界隈のグループとして紹介。シングル「ウインター・ラヴ」を携えて国内でのデビュー作となりましたが、ほぼ話題になることもなく轟沈しました。【ライナー・コピー付き】