ディスコ&クラブ・ミュージック・レコード/CDショップ クラバーズ・レコーズ

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成田 勝 (MASARU NARITA) - Into The Night (12" Special MAHARAJA Remix) (c/w) Give Me Up

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型番 HN-0128
数量
-
Track Listings:
SIDE A:
Into The Night (Long Version) (4:36)
SIDE B:
Give Me Up (5:15)


■ 東京マハラジャ本店の顔として、社長職を演じた成田勝が歌うマイケル・フォーテュナティのカヴァー歌謡。そもそも歌手志望で上京して、かの平尾昌晃に師事したという歌手くずれが、バブリーな装いを身にまとって当時最前線だったユーロビート・ソングに意欲的にトライ! キザ臭プンプンの日本語詞を操る成田の歌唱は、一時(いっとき)の杉山清隆のような甘い声質についついうっとり聞き惚れてしまうものの、声量の乏しさは如何ともし難く、結局は聞いている側が息苦しくなる、そんなレヴェル(笑) また、楽曲のアレンジ自体もオリジナルを踏襲した都会的なダンスポップに脱皮でき損なった純和風歌謡曲に仕上がったのは制作陣営のセンスの無さか、はたまた演歌志向の成田の意向なのかは知る由もありませんが、兎にも角にも曲のクォリティなど二の次で、東京を中心とした近郊のマハラジャ、キング&クィーンではオリジナルを押しのけて連日連夜ヘヴィープレイされました。尚、営業と割り切って針を下ろさなければならなかった雇われDJの不本意な心中は今さらながらお察し申し上げます(笑) 当時、レコード会社と店舗運営会社はユーロビートの日本語カヴァーが売れる時流に乗って全国のチェーン店でのオンエアによるプロモーションを慣行し、オリコンのチャートインを狙うも、地方のマハラジャでは忖度する必要もない地元DJに敬遠され、ほとんど使われない店舗さえあって野望虚しく玉砕・・・ 結局はマハラジャだけのヒットに留まりました。ただ、有線から流れるとあまりのチープさに失笑してしまうレヴェルの作品ながら、マハラジャ本店のダンスフロアでは、DJ.長谷川"与作"晃一郎氏の音いじりの巧みさも相まって、前後曲との繋がりに違和感を覚えさせないどころか、オリジナルをも凌ぐ輝きでフロアを席巻しました。また、B面には「ギブ・ミー・アップ」のA面以上にイナたいカヴァー・ヴァージョンをカップリング。タイミング的には丁度、「イントゥ・ザ・ナイト」へのオンエア移行時にレコードが発売されたこともあって、B面曲はA面に行く前のアクセント的な扱いで使われました。勿論こちらも気取った歌詞に下手歌、さらにA面以上に気の抜けるような薄いアレンジながら、マハラジャ特有のサウンドエフェクト効果とミキサーの調音で丁度良い厚みが加わり、フロアでは数割増しでカッコ良く聞こえたものです。-以上、当時マハラジャのフロントでノルマと称してレコードを何枚も買わされた(=押し売りとも言います)私からの愛あるコメントでした(笑)
※ お買い上げの方に「ヴィーナス・ストリート」から「ウォーキング・アウェイ」まで、成田勝の全楽曲を収録した非売品CD-Rをプレゼント。

《注記》 盤にはヒートダメージがあります。通常針圧での再生は可能ですが、何卒ご了承下さい。
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