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MS. (SHARON) RIDLEY - Full Moon
Track Listing: SIDE 1: 1. You Beat Me To The Punch (4:11) 2. Just You And Me (Walking Along Together) (4:57) 3. Changin' (6:29) 4. Forever Yours (3:11)SIDE 2: 1. Ode To My Daddy (5:23) 2. Ain't That Pecular (3:19) 3. Guess I'm Gonna Have To Say Goodbye (3:03) 4. Nothing Elsa Means More To Me Than Our Love (3:28) 5. Full Moon (4:50) Arranged by: Jerry Peters and Sharon Ridley (Rhythm), Jerry Peters (Strings-Horns) ■ ワシントンD.C.出身のピアニスト、シャロン・リドリーがミュージック・コンポーザーのジェリー・ピーターズをプロデュースに制作したセカンド・アルバムで、究極のモーニング・クラシックとして40余年の歳月を経てなお、美しい満天の夜空を翔け続けるクラブ・アンセム「チェンジン」収録で知られる名盤。アレンジャーも兼任したピーターズが、作曲者ジェシー・ジェームズ(ジェームズ・マクレランド)のモダン・ソウル・ダンサーを採り上げたカヴァー・ナンバーで、自身がピアノで参加したデニース・ウィリアムス「フリー」へのオマージュを込めたアレンジが、シャロンのヴォーカルともアルバムのコンセプトとも奇跡のような見事な融合をみせています。結局、北米発売に留まったアルバムはセールスこそ振るいませんでしたが、'80年代に入ってからN.Y. のパラダイス・ガラージやザ・セイントといったゲイ・クラブを中心にリヴァイバル・ヒット。夜明けの定番曲として定着し、国籍も文化の違いも肌の色も越えてオーディエンスを酔わせました。国内のディスコ・シーンでは、'80年代半ば過ぎに北海道は札幌のDJ浅野らクラブDJ達にざっくりと刺さり、以来北海道全土のクラブ/ディスコでヘヴィロテ。北海道のダンスフロアではカルト的な支持を得る人気曲に定着しましたが、それでもローカル・ヒットの枠を越えるものではありませんでした。それが'90年代に入り、東京は渋谷界隈を拠点に沸き起こった日本版レアグルーヴ・ムーブメント: "フリーソウル"の聖典(バイブル)『SUBURBIA SUITE』に取り上げられたことで一躍脚光を浴び、知名度はあっという間に全国へと波及して行くことになります。その他、アルバムにはモータウン・クラシックのカヴァー「You Beat Me To The Punch」「Ain't That Peculiar」に、シャロン自らが書いた「Just You And Me (Walking Along Together)」「Ode To My Daddy」等、お洒落な夜の演出にぴったりなナンバーが星のように散りばめられていてジャジーなソウル・アルバムとして唯一無二の存在感を醸し出しています。