Track Listing:
SIDE A:
So Many Men, So Little Time (8:00)
SIDE AA:
So Many Men, So Little Time (Hot Tracks Megamix) (10:32)
This Entire Disc Edited by Rob Kimbel
Phased by Simon Capes
Co-produced by Fiachra Trench
Arranged by Fiachra Trench
▶ カナダのモントリオールで生まれ、イギリスを拠点に活動したディスコ・シンガー、ミケル・ブラウンによる元祖UKハイエナジー。ここ日本では'78年の第一次ディスコ・ブームの最中にファースト・アルバム「愛のシンフォニー」をリリース、このアルバムから同名シングルと「愛のカーニバル」(アルバム中の邦題は「愛のブラジリアン・ディスコ」)も発売されましたが、ディスコでのリアクションは今イチだったようです・・・、その後、英米のゲイ・ディスコ・シーンでハイエナジー・ミュージックが台頭する中、UKハイエナジー・シーンの立役者、イアン・レヴィンとのコラボレーションで復活を果たしたのが本作「ソー・メニー・メン」でした。元々このナンバーはレヴィンがDJを務めていたロンドンのゲイクラブで、ダン・ハートマン「リライト・マイ・ファイア」以外に数千人のオーディエンスの心をひとつにして熱狂に導く定番曲が生まれなかったため、それなら自分でそんな曲を書こうと、アイルランド出身のアレンジャー、フィアクラ・トレンチと共同で生み出した一作でした。そして翌年にイヴリン・トーマス「ハイエナジー」を発表し、ハイエナジー・ミュージックの進化に大いなる貢献を果たしたのは周知のとおり。本作は本国でオリジナル12"に続いて市場に投入されたセカンド・リミックス盤で、アメリカのディスコミックス・プログラム『HOT TRACKS』マンスリー・イシュー収録用にエディットされたヴァージョンに、エフェクターでフェイズシフター(フェイザー)処理を施してうねりと揺らぎ、広がりを付加。最初から音に臨場感を持たせることで、営業現場でミキサーやイコライザーによる調整をしなくてもよいように(余計な?)配慮が為されたUK盤オンリーのリミックス・ヴァージョンです。カップリングは勿論、オリジナル12" ヴァージョン。