Track Listing:
SIDE 1:
Come Go With Me (Extended Mix) (6:30)
SIDE 2:
1. Come Dub With Me (7:00)
2. Come Go With Me (Radio Mix) (3:45)
Executive Producers: Francisco J. Diaz and Ed Eckstine
Mixed by L.A. Martinee and Chris Lord-Alge
Recording Engineer: Mike Couzzi
Mastered by Jose Rodriguez at Sterling Sound, NYC
Very Special Thanks To Record Pools, Dee Jays and Radio Programmers
▶ マイアミ・サウンド・マシーン、リサ・リサ・アンド・カルト・ジャムの台頭で当時の国内ディスコ・シーンではマイアミ系ディスコと呼称されていたラテン・ヒップホップ(フリースタイル)系ダンス・ミュージックがDJのセットリストにラインナップされ始めた頃、ナヨビやVIKKI LOVEらと共にこのジャンルの定着に貢献したフロリダ州マイアミのヴォーカル・グループ、エクスポゼが全米ディスコ・チャートNo.1の肩書きを引っ下げてダンス・フロアに投下したナンバー。デビュー・シングル「ポイント・オブ・ノー・リターン」、さらに「エクスポーズド・トゥ・ラヴ」を連続でヒットさせたあと、ファースト・アルバムからの先行シングルとして発売されたのがこの一曲でした。ディスコ・ミュージックにラテン・ミュージックのエッセンスを注入しただけのただただシンプルにキャッチーでポジティヴなポップ・テイストしかないダンス・ミュージックはユーロビートやクラブ系を問わず、どんなジャンルの曲とも親和性バッチリに融合しました。この後、エクスポゼのブレイクでカンパニー Bやカヴァー・ガールズ、スウィート・センセーションといった二番煎じの亜流ガールズ・グループが一応はディスコ・シーンを盛り上げますが、'90年代までこのジャンルの人気が継続することはなく、急速に萎んで結局消滅することになります。音楽性低く、ただ陽気なだけが持ち味の流行りジャンルでは致し方ないことでした。