Track Listing:
SIDE 1:
1. Medley: Into The Groove (A-Thon) Rap
Into The Groove (4:02)
D. D. Dango (2:07)
2. Into The Rap (A Capella) (3:21)
SIDE 2:
1. D.D. Dango (3:59)
2. Into The Rap (Instrumental) - Total Time 3:22
Medley of: Into The Groove (1:50)
D. D. Dango (1:32)
Concept: D.J. Mix Max Master
Produced by L. Ninzatti and S. Pulga
Executive Producer: S. Annunziata for Zanza Records
▶ イタリアを拠点にした、アメリカ生まれのR&B/ブルース、ディスコ・シンガー、そしてラジオ/クラブDJ、はたまたTV司会者としても幅広く活動したロニー・ジョーンズが、DJフィフティの別名でイタリアのZANZAレコードに残した一作。当時のヨーロッパのディスコ・シーンでは、“G” アンドDJスヴェン(G アンド D.J. スヴェン)「ホリデー・ラップ」「セレブレーション・ラップ」で口火を切って以降、既存のダンスフロア・ヒットをラップで焼き直すカヴァー物が流行り、ニュー・シューズ「アイ・キャント・ウェイト」やハロルド・ファルターメイヤー「アクセル・フォーリーのテーマ (アクセルF)」、マドンナ「ラ・イスラ・ボニータ」といったナンバーが次々とラップでカヴァーされました。この一曲もそんなムードの中で産み落とされた楽曲で、マドンナが前年の'85年に大ヒットさせたダンサブルな本格シンセ・ポップをメールラップで調理。カップリング曲「D.D. Dango」とのメドレー・スタイルでミックスされた際立つノリのパーティー・ラップはギタリスト兼プロデューサーのLUCIANO NINZATTIとイタロディスコ・クラシック「Love Taker」で知られるSTEFANO PULGAが制作。オリジナルを忠実に再現したバックトラックにジミー・キャスターのヴォイス・サンプルもプチ・アクセントになったちょっとお馬鹿でユニークな一作は北海道のディスコ・シーンでスマッシュ・ヒット。「ホリディ・ラップ」と一緒にDJのプレイリストに加えられました。