Track Listing:
SIDE 1:
1. Oh Well (U.K. Mix) (5:57)
Remixed by Music Factory
2. Oh Well (Extended Mix) (5:04)
SIDE 2:
1. Oh Well (88 Dance Mix) (5:53)
2. Oh Well (Radio Version) (3:19)
Composed by Peter Green
▶ ドイツのダンス・ミュージック・プロデューサー、ALEXANDER HENNINGERとACHIM VoLKERが手掛けたダンス・グループ、オー・ウェルのデビュー・シングルで、元はフリートウッド・マックのクラシック・ロックをヘヴィーなダンスビートとラップ、多種多様なサンプリングネタで大胆なニュービートに乗せた、ドイツ発ダンス・ナンバー。全英シングル・チャートを賑わしたこのニュービート・ナンバーはここ日本のディスコ・シーンでは北海道で記録的なローカル・ヒットを成し遂げ、'80年代末期の初ヒット以降、クラブ・クラシックとして定番化。'90年以後はテクノトロニックやブラック・マシーン「ハウ・ジー」等、主にラップがリードを執るイタロ・ハウス系とミックスされて長く存在感を誇示し続けています。ちなみに、北海道のディスコ・シーンではゴールデン・イヤリングを同スタイルでカヴァーした2作目「Rader Love」も引き続きヒットしました。この曲のヴァージョン構成は、ドイツでメジャー・リリース前に出た『88』レーベルからのオリジナル・ダンス・ミックスとSE効果を派手に使ったエクステンデッド・ミックスを収録したファースト12"が出たあと、本国やイギリスでオリジナル・プロデューサーによるリミックス・ヴァージョンが単独でリリース。この曲が最も当たったイギリスではDJリミックス・サービス『DMC』や『MUSIC FACTORY』にDJリミックスが用意され、さらに『MUSIC FACTORY』にマスターミックス・トラックを提供していたDJ兼プロデューサーのレス・ヘムストック率いるジャイブ・バニー・アンド・ザ・マスターミキサースが手掛けたリミックス・ヴァージョンも追加されました。一方、アメリカでは『HOT TRACKS』がDJオンリー・エディット・ヴァージョンをカット。ラジオ・ミックスを除けば全7種類のバリエーションがある中、このアメリカ盤では北海道のディスコを最も盛り上げた『MUSIC FACTORY』提供のリミックスをA面に、ドイツ盤のオリジナル・ファースト・ヴァージョンを2種カップリング。当時、北海道のダンスフロアではどのヴァージョンも使われていましたが、やはり"営業"のみに特化して編集された「U.K. MIX」が群を抜きます。