Track Listing:
SIDE A:
1. Everywhere I Look
2. Sometimes A Mind Changes
Produced by T-Bone Wolk, Daryl Hall & John Oates
SIDE B:
I Can't Go For That (No Can Do) (Ben Liebrand Re-Mix)
Produced by Daryl Hall & John Oates
Remixed by Ben Liebrand
▶ アメリカのポップロック・デュオ、ダリル・ホールとジョン・オーツの10作目アルバム『プライベート・アイズ』からセカンド・シングルとしてカットされ、米ビルボードのR&Bチャートとホット100チャートでナンバー・ワンに輝いたブルーアイド・ソウル・ナンバー「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」。デ・ラ・ソウル「セイ・ノー・ゴー」を筆頭にサンプリング・ネタの定番でもある稀代の名作を、より都会的で洗練されたダンス・トラックで蘇らせた、'90年‘DMC’リミックス・ヴァージョン。DMCオランダのオフィシャルDJで旧楽曲に新たな息吹をもたらすリ・コンストラクトの達人、ベン・リーブランドが、DMCマンスリー・イシュー用に発表したのが最初。すぐにUK『アリスタ』からプロモ・オンリーで12"が切られ、新作アルバム『チェンジ・オブ・シーズン』からUKのみでリリースされたサード・シングル「エブリホエア・アイ・ルック」のカップリング曲として晴れてのレギュラー・リリースとなりました。この当時、レアグルーヴやアシッドハウスの流行も落ち着き、UKクラブ・シーンの新たな主力ジャンルとして定着していたスウィングビート/UKソウル・カラーに振った、涼しげなシロフォンを用いた繊細で美しいアレンジは、UKのみならず瞬く間に世界中のDJ/ダンス・フリークスを魅了。UKオンリーの12"もすぐにレア盤と化して、コレクター垂涎の高嶺の花へと上り詰めました。国内では'90年代後半期、東京・渋谷を発信基地にしたヒップホップ/R&B・カルチャーの隆盛を背景に、大手輸入レコード店がオフィシャル盤を初リリースしましたが、国内仕様の厚紙ジャケにはそうじゃないだろ感ありあり。これは絶対オリジナルのペラジャケじゃなければ満足できませんよね(笑)