Track Listing:
SIDE A:
If You're Not Gonna Love Me Right (Masters at Work Vocal Mix) (5:14)
SIDE B:
If You're Not Gonna Love Me Right (Masters at Work Dub) (5:14)
Remix Produced by "Little" Loui Vega & Kenny "Dope" Gonzales for Masters at Work Productions, Inc.
▶ ダイアナ・ロスの通算21枚目となるスタジオ・アルバム『思い出にかわるまで』から、スロウ・バラード「ヴォイス・オブ・ザ・ハート」とのカップリングでシングル・カットされたグラウンドビート・ソングをハウス・プロダクション、マスターズ・アット・ワークが非公式で作ったと世界中に流布されるハウス・リミックス・ヴァージョン。M.A.W.が、のちにオフィシャル化する“Unreleased Project”を名乗った出版物として世界中に配布、付属のインサートではアーティスト名を“Miss ROSS”、曲名は「Do Me!」とクレジットされています。確認できる限り、グリーンとピンク、白色のレーベルが存在していますが、おそらくこのグリーンがファースト・プレスです。尚、実は本作はブートレグではなく、MOTOWNレーベルからのオフィシャル・ホワイト・レーベル盤で、しかも、M.A.W.のリミックス・ワークではなく、ニュージャージーのハウス・リミックス・チーム、スマック・プロダクションのエディ・ペレスとオランダはアムステルダム出身のDJ兼リミキサー、RON VAN ZELSTによるリミックス作品で、M.A.W.と同時期にリリースされた“The Smack Mixes”なる非公式12"盤に未収録の別ヴァージョンだということは世界的にもあまり知られていません。当時、ハウス・リミキサーとして全盛期を謳歌していたM.A.W.の知名度と人気にあやかりたい制作サイドが、ヴィニールを売りたいがために意図的にリミキサー・クレジットを偽って市場に流したというのが事の真相なのでしょうね。