Track Listing:
THIS SIDE:
1. Optimo
2. Cavern
FLIP SIDE:
1. Scraper
2. Out
Drums, Percussion: Scott Hartley
Bass, Percussion: Richard McGuire
Vocals, Percussion: Sal Principato
Marimba, Roto Toms, Percussion: Dennis Young
Tape Engineer: Don Hunerberg
Mastered by Howie Weinberg
▶ ニューヨークはダウンタウンのノーウェーヴ/ダンスパンク・バンド、リキッド・リキッドのサードEP。商業的なディスコ・ミュージックやニューウェイヴへの反発から生まれたノーウェイヴやポストパンク&ポストディスコ、アヴァンギャルドといった前衛的ダンス・ミュージックの本拠地だったインディ・レーベル『99』からリリースされたこの一作には、彼らの代表曲にしてオールドスクール・ラップの名作「White Lines」のバックトラックとして一躍メジャーになった「Cavern」、そしてタイトル曲の「Optimo」を収録。この唯一無二の傑作ダンス・トラック「Cavern」は、NYCのナイト・クラブ『ファンハウス』のDJ.ジョン“ジェリービーン”ベニテスが、毎夜のラスト・ナンバーにチョイスしたことで注目され、度々バンドの生ライヴが催されたパラダイス・ガラージでも、DJ.ラリー・レヴァンがプレイ・リストに加えました。一方、ベースラインだけで病み付きの「Optimo」も、「Cavern」とともにフランキー・ナックルスやロン・ハーディといった今は亡きハウス界の重鎮たちのフェイヴァリットとして知られるクラブ・クラシック。同じ『99』レーベルが生んだ、ESG「Moody」とともに当時のNYCアンダーグラウンドの成熟度と革新性をまじまじと体現する全ダンス・ミュージック・ファン必聴の名作です。'83年のリリース以来、ダニー・クリヴィットのNYC産ブート12"、『Ultimate Breaks & Beats』への転載を発端に現在まで再発、ブートレグ問わず様々な媒体で市場に流れている永遠不滅のクラブ・クラシックEPです。
※ ジャケットの袖口にのみ傷みあり。