Track Listing:
SIDE A:
Going Back To My Roots (5:30)
Produced and Mixed by: Marco Fratty - Corrado Presti - Robert Intrallazzi - Luciano Berry
SIDE B:
1. Rich in Paradise (5:30)
2. Piano in Paradise (1:38)
Produced and Mixed by F.P.I. Project
Lead Voice: Paolo Dini
▶ ブラック・ボックス、49ERSと共にイタロ・ハウスをディスコの主力ジャンルへと押し上げるのに貢献した大ヒット・ナンバーのオリジナル・イタリー盤。曲はリッチー・ヘヴンス「Going Back To My Roots」のカヴァー。このファースト・ミックスはイタリアのスタジオ・シンガー、ポール・ディーニのMCだけをスポークン・ワードとして挿入したインスト物でしたが、すぐにシャロン・ディー・クラークのヴォーカルで再録音され、世界中のメジャー・シーンでリリースされます。リン・コリンズ「シンク」の名リリック「Yeah!, Ho!」をサンプリングしたイタロ・ヒップハウスの定番トラックをバックに、リッチー・ヘヴンスのピアノ・フレーズをより躍動感溢れるタッチでリメイク。冒頭を飾るT99「Too Nice To Be Real」の一節も最高です。このナンバーがいかにヨーロッパのダンス・ミュージック・シーンにセンセーショナルなインパクトを与え、歴史を刻んだかはイタリーは老舗ディスコマジックからRICKY PARADISE、ドイツのHONESTY 69やフランスのDANCE CARTELといった際物による便乗カヴァーが続々と生まれたことからも明白です。