Track Listing:
SIDE A:
Wam Bam (12" Remix) (6:25) [BPM: 114]
SIDE B:
1. Wam Bam (Alternative Club Mix) (5:20) [BPM: 114]
2. We're Gonna Rock You (3:14) [BPM: 108]
Special Thanks to Billy Lawrie and Paul Redman
▶ ドイツの音楽プロデューサー、CLAUS ZUNDELの下、MARKUS STAAB、RALF HAMMの3人で組んだハウス・ミュージック・ユニットのファースト・シングル。騒々しいという意味のスラング「ワム・バム」をタイトルに、「パンプ・アップ・ザ・ボリューム」にインスパイアされたこのダンス・トラックは、ハウス黎明期の国内メジャー・ディスコを席巻。'88年、春の訪れもまだまだ早い晩冬から立春に「ビート・ディス」や「ギヴ・イット・トゥ・ミー」といったハウス物とのセット・プレイで六本木界隈のディスコを中心にオンエアされました。メインのリミックス・ヴァージョンでは、J.B.の定番ヴォイス・サンプルから「ロック・イット」のスクラッチ・フレーズ、そして“Eins-Zwei-Drei-Vier!”を合図に本編へと突入。ファンキーなサックス・メロが乗る硬質なダンス・トラックに、突如ディープ・パープルのギター・フレーズまで登場して観衆に圧巻のインパクトを与えました。片やオリジナル・クラブミックスではマイケル・ジャクソンの「Who's BAD!」やクラフトワークのロボ声が飛び出す、とにかく何でもござれのエキセントリックな一作です。それはそうと、長くレコード収集をしていると相性の悪さかはたまた巡り合わせの問題なのか、世間一般的にそれほど珍しいレコードじゃないにも関わらず、なぜか自分の目の前にはなかなか姿を見せない一枚っていうのがあって、自分にとってこのレコードはまさにそれ。発売されてまもなく40年が経とうというのに過去にたった一度しか出てきたことがない一枚です。そしてこの入荷盤が数十年ぶりの再会ということになります。不思議ですよね笑